昼は暑さに泣き夜は寒さに泣いた真夏の小貝川1泊釣行

関東での11年強のバス・フィッシング歴のうちで
私がもっとも多く出かけたフィールドはまちがいなく小貝川だ。
おそらく50回は出かけた筈だし、1泊2日の釣行もあるから
60日以上分の釣り経験があるわけだ。
その内、プラスにせよマイナスにせよ、快適好釣にせよ強行軍にせよ
何かしらのトピックにより強印象の残る釣行以外は
ぽわわんと2、3回分の記憶が混じり合った曖昧なモザイクの1日となっている。
今夏の目玉連載企画として、スパルタ自己学習用小貝川ガイダンスとでもいうべきものを思いついたので
予めのおことわりとして、このようなリード文を入れてみた。



今回採りあげる小貝川での真夏の1泊釣行記録は、
1日めの実釣とほとんど眠れなかった夜間と
それゆえ釣果も行程もほとんど思い出せない2日めから成っている。
釣果と行程・スケジュール上で苦戦一方だった朝から16時辺りまで、と
一気に好釣に転じたその後、夕方
実釣とは無関係ながら想い出深い納竿後から明くる朝まで、を書いてみよう。
ちなみに、バイブレーション私録10 ー 特殊要員ソナー431
一部を材に取った、2000年前後の真夏、藤代 - 佐貫間の釣行だ。



4、5、6回の夏を既に経て、私の「小貝川釣行」は
常磐線 藤代/佐貫駅、関東鉄道常総線 寺原/水海道駅からアプローチする範囲の
多様な大エリア群の飛び飛びの制覇済み圏に及んでいた。
が、この時はふと、落ち穂拾い的な見直し再履修として
藤代〜佐貫駅/佐貫〜藤代駅間一周のそれまでの定番コースを少し離れて
藤代スタートで川沿いを一気に北上でいつものエリアを素通りし、
小貝川橋を東に渡ってその北から実釣を開始するルート/トリップを思いついて試してみたのだ。
未知のエリアのためスケジューリングは状況に応じて適宜、
大枠での進路は北〜西へ、伊丹水門を越え、二三成橋で折り返して南方向に戻っていき
藤代スポーツセンター周りの緑地公園で野宿、
という大まかな計画を立てていた。





地名でいえば萱場〜紫水〜浜田付近の小貝川は
藤代・佐貫駅からアプローチするいつものエリア群とまた異なる様相を見せ
水海道駅からの小貝にむしろ近いワイルドでストレンジな魅力で私を興奮させた。
紫水2丁目付近の、地図でもそれと分かる
インレット・クリークの痕跡なのか小さな三日月湖の前駆体もしくは痕跡なのか
ともかくその入江状のクリーク体は秘境のパラダイス感たっぷりで、
巣を持つらしきカワセミがたびたび舞い
豊富な草陰・木陰と複雑に入り組んだ水中地形ゆえに避暑的に涼み潜むバスの存在が濃く予測され
私は陸側/本流川を往復しつつゲリラ部隊のようなスナイピングな釣りに集中した —
が、釣れない。
釣れないが楽しい。
結局はチェイス/バイトのみに終わる2時間強を楽しくも無駄に費やし
猛暑に体力と飲料を大きく消耗し、未知の前途に向かう。

おそらく浜田付近の、沖めちょっとに浅瀬が広がり数百〜数千年後には三日月湖を形成しそうな
「沖の水草」エリアがこれまたストレンジに美しく、フラミンゴが歩いていても不思議じゃない。
砂利・砂メインのビーチじみた、この地域には珍しい岸辺を足場に
遠くない沖の浅瀬に生える抽水植物(不詳。丈は低い)を縫うように
バズベイトやスピナーベイトをメインに、バイブやジャークベイトでも深追いする。
時折バスというよりは小型のライギョくさい小さなバイトや飛沫が生じるが
これと言えるヒットには至らない。
そう、ここでも未知との遭遇の興奮と楽しさにかまけて2時間ほどを費やしてしまうのだ。

思いがけずルートの初めで早くも真昼を迎えてしまい
乏しく、またお湯のようになった飲料を持つのみとなった私は、
バサーとしては歓迎すべき様相の伊丹水門周りに着く頃には、むしろ商店か水場を求めていた。
普通なら嬉々として行ったり来たりする筈のマンメイド環境を周りにしながら
消耗し切った私は気乗り薄に日向に出ては数分も頑張れず日陰に撤退、を繰り返したのみ。
ここに至って私の当面のモチベーションは
とにかく水場か商店、なんなら自動販売機でもいい、ってところまで落ちていた。

伊丹水門から二三成橋に向かって西へ。
この途上で見える小貝川の水面は、たまたまそう美味しそうでもなく
湖北古利根の西岸や南部手賀沼を想わせる、杭以外にはこれといった変化のない駄々岸だった。
どうあれ私は、陸側=人間界側の街並み、というか道並みを期待をこめて見ており、
そしてそこには民家や小さな事業所のような物ばかりが見えるだけだった。



ヘトヘト状態で二三成橋を南へ渡り、急激に開けて郊外モダンな街並みに入ると
(確かその時には)コンビニ:スパーが早々と軽々と見つかり
私は1000円分以上の多岐にわたる「冷たいもの」を買いこんだ。
安全タイプのアイス類や氷やが保つ間に、少々歩いたが緑地公園にたどり着き
水場・ベンチ・上半身脱衣で頭から水被り、で生き返りのたっぷりの涼み饗宴・休憩を得て、
やっとで人心地ついた私は、この後ようやくこの日のハイライト実釣アワーに巡り会う。
時既に16時かそこら — そして紙面も既に大量に費消しているから
端折らずたっぷり次回に続けよう。



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コメントの投稿

参考にさせて頂いてます
他人の僕にも釣行の記憶が鮮やかに浮かんでくるような
読み応えのある文章が感銘的です
関東の先駆者に敬意
Re: ありがとうございます
非常に励みになるコメント、ありがとうございます。
釣行の記憶は、実釣以外のことどもまでもがずっと楽しい想い出になりますよね。
今夏はちょっと頑張って更新頻度を上げていくつもりですので、どうぞお楽しみに。
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