スピナーベイト私録4 — スピナベ改装法におけるカラーにまつわる云々を

さて、前回はバイブをメイン例にフックの話をしてみたわけだが、
冬のお楽しみルアー&メソッド論、去年に続けての「スピナーベイト私録」シリーズいってみよう。
ついで程度ながら
前回のトレブル21の「ジナスパート・ブラック」塗装に何がなしの抵抗を感じる人もいるだろうから
それについての関連事項も軽く含めて書いてある。



まず手っ取り早く端的に、続く説明の便宜となるよう
シリーズ前作のエントリ78で予告していたヘッドの塗り替えについて
私のどこでも1軍オールマイティ先発選手:
バイブラシャフト、黒ラビット・ファー・スカート版の塗装例から。
・ヘッド全体を黒、ついでに手抜きでフックも油性マジックの黒で塗りつぶす
・(ほぼ100%に近く黄色であるバイブラシャフトの)ヘッドは油性マジックで塗りつぶしでも可
・プラカラーとラッカー色止め、セルロース/ウレタンのコーティングまで使う場合は
 全体を黒で
 目玉の「白目」を銀で
 「白目」の中に「黒目」を黒で
 と、色止め・コーティング含めて4〜7工程で仕上げる
細かな手順は省くが、筆塗りやひご・ストロー・丸材を使った「ドット打ち」手法は適宜、好みで。
面倒だという人はマジックや「ペイントマーカー」等のボール&フェルト型塗装ペンでも。



で、「そのココロは?」に移るが —

まず私は、スピナーベイトは見えてナンボだと思っている。
過去のスピナベ関連エントリでも語ってきたが、
スピナーベイトの「見た目のカラー」面では
よく見えることが釣るためのマイナス要因になっているという疑念・「読み」がない限りは
よく見えることを優先事項として打ち出していくべきであると考えるのだ。
それは即ち、フィネスにステルスに半透明に「弱い」色で... etc、etcというのは
「落として」いった先、
「フツーに始めて」から「これでは釣れない」と判明した時の先にある、ってことだ。
そうなれば当然したがって
一番最初には一番「強い」色、一番よく見える色を使うべし、となる。
過去エントリで手を替え品を替え各方面から様々な書き方で触れてきたとおり
スピナーベイトにおいては、ヘッドやスカートで最も強い色は黒である。
スカートを黒ファーとする1機にあっては、ヘッドも黒く塗り「最強」にするのが合理、となる。

次に「目/眼/アイ」に関して。
私は基本的にハード・ルアー全般において目にこだわらない。
特殊というか上位高価機種というか人間釣りというか、の多からぬ例外的商品を除けば
ラパラ、バグリー、ボーマー、ヘドン、ノーマン、ストーム... 等の名機ルアーの数々は
基本的に目は「描き目」や「プリント・アイ」なのだ。
そしてそれらは釣れる、十分に釣れる、日本製「高級」ルアーよりむしろ釣れる。
ファスト・ムーヴィングでもワーキングでも、目の「リアル」さは不要か二の次なのである。
そうまで言っておきながら、ではなぜ私が上記のようにわざわざ目を描くかというと
ヘッド(フックを含めて)にアタックを集中させるため、この1点に尽きる。
ヒルデブラントのブラックジャックやザ・ブレードの「ミッドナイト・スペシャル」にも
似たような設計思想・狙い・売り文句があるのだが、
ブレード、シャフト、ヘッド、スカート、フックと「アタック分散要素」の多いスピナーベイトでは
寄ってきて食ってくれる気になったバスには、できるだけフックごとヘッドを丸呑みして貰いたいのだ。
ついでの余禄として付け足すならば、
以前も書いた「頭〜尾の見た目による進行方向はっきり化」理論により
バスのアタックが「より確実に獲物を捉える」方向に、つまりフックアップには好都合な方向に
少しでも寄っていく、という付随効果も加わるとも言えるだろう。
ちなみに描き方の骨子としては
「リアルさ」無視でできるだけ大きく、横から見てヘッドの2/3を占めるくらいに大きく派手に描く。

フックを黒マジックで塗りつぶすのは
カラリング上のこだわりというよりは、やはり科学的(?)観点からが大きい。
前にも書いた小川健太郎氏の「暗い/深いでは銀は恐怖/警戒対象の色」ってのもあるが、
それ以上にあるのは単純に錆び止めとしての効果だ。
新家邦紹氏の、フック・ジンクの簡易な替わりに手軽な油性のコートとしてマジックも使う、という
言に拠っている。
足し算引き算した結果、黒で塗っても損はしないし、銀より得するかもしれないし、
マジックなら鈎先を鈍くもしないし、ってことで塗らない理由はないのである。



以上のように私は、最も普段使い、デフォルト、万能頼みである1機としての「ブラック」を
信用できて信用したい情報と、面白みを感じる解釈・狙い・試みの両面から
考えられるマイナスαとプラスαを天秤にかけて、妥当かつベストと思えるカラリングに仕立てている。
「冬」の間は、釣行機会を減らす人もルアー/メソッドを絞って減らす人も順当に増えるであろうから
その分の余力や情熱の捌け口をルアーの改造や改装や自作に向けてみるのは
効果はどうあれ当然に楽しく、しかもうまくすれば実益や新発想・新解釈にも繋がる良い遊びなのだ。



にほんブログ村 釣りブログ バスフィッシングへ  









Ads by LinkShare


Ads by ValueCommerce


プライバシーポリシー

コメントの投稿

最新記事
ブログ内検索
全記事表示リンク

全ての記事を表示する

スポンサード リンク


カテゴリ
全記事表示リンク

全ての記事を表示する

月別アーカイブ
プロフィール

dreamtfields

Author:dreamtfields
わけあってバス釣り休止中
関東バス歴11年
電車&バス派
関東記録は47cm

RSSリンクの表示
リンク
amazonでキャッチ






楽天でキャッチ

ナチュラムでキャッチ

ラトリンラップ RNR-5
厳選1人用テント
最新コメント
QRコード
QR