東金市、野池群と雄蛇ヶ池への夏の1泊釣行

このブログでは既に数多くの釣行回想エントリを物してきているが
諸事情から書くのが難しく敬遠してきた夏の1釣行がある。
時の運で夏の初めに良いタイミングが回ってきたので
その「難しさ」を厭わず、がんばって3、4回ほどの連続エントリに乗り出してみる。
タイトルにあるように千葉県東金市の無名の野池群、及び雄蛇ヶ池にわたる
1泊2日の野宿釣行に関してだ。
難しさは主に、登場する舞台の野池・野ダムが
名前がロクにないか、少なくともグーグル・マップには記載がないことによる —
もっとも、当時使用していた昭文社『県別マップル』にも
名前の記載がないほどの規模の野池をもターゲットに含めていたからでもあるが。



推定2001年か'02年の真夏、過去最高クラスの大規模遠征釣行として
友人Nと決行したこの釣行は、
そもそものスタートから、つまり鉄道アプローチから大変だった。
都内在住電車(&バス)バサーには
東京駅から京葉線 - 蘇我駅で外房線乗り換え - 大綱駅で東金線乗り換え(いずれもJR)
でようやっと東金駅、というのは既にちょっとした苦行であるのが想像できるだろう。
釣行の常として5時台の始発で地元 大田区を出発したわれわれは
たしか9時台にやっとで東金駅に到着したのだった。



昭文社『県別マップル』によるわれわれの計画は
東金線と平行に北を走る県道119号を東に、で交差する301号を北西方向にのぼり
道沿いに点在する無名の野池3つ及び東金ダムを廻り
獲れ高によってあるいは粘りあるいはより小場所に探索の手を拡げるというものだった。
最初の野池は片貝県道入口信号交差点から約400m北西の「1の池(便宜上仮称)」。
301号を挟んで東西に3段に分かれるこの池は市街地からほど近いためもあってか
地元の少年バサーたちも多く、
われわれは初動の興奮と期待に無駄に2時間ほどを費やすが、
基本的にチマいノー・シンカー・ワーミングをしつこくやってれば1匹は釣れるだろうといった
秘境遠征の地にはふさわしくない釣りフィールドと見切り、
まだまだ未知の先途を思いノー・フィッシュの内に後にした。



田舎町の市街地からさらに小高い山中に分け入っていく301号は
斜面の高仰角を緩和するため円形にカーヴを描く木立に囲まれた昇り道で
真夏の遠征釣行にふさわしいどこか懐かしい冒険旅行の感を抱かせる美しい路程だ。
「2の池」は海老ケ谷緑地の、龍ヶ崎市によくあるタイプの護岸された溜め池型の池で
記憶がほとんどないところから察するに
おそらくは釣り/立ち入り禁止か、でなければバスがいそうにない痕跡型野池。
先を急ごう。



「3の池」は地図での見た目と計画上ではメインとなると目されていた東金ダム。
だが301号からのアプローチでは駄々な土・泥の浅場がひたすら北へと延びているだけに見える
望み薄そうなフィールドに思えたため軽く釣って歩いての後に早々と見切り。
301号を挟んで南に位置する「4の池」へと急ぐ。
この頃、時刻はおそらく14時前後。



チバラキも平野部/一級河川と大規模湖沼の周辺を普段の開拓先メインとしていた私/われわれには
見慣れぬ美しき不思議な様相を持つ「4の池」は辺境への大遠征で行き当たるのにふさわしく思える
この釣行初めての大金星級野池だった。
明治大正やそれ以前にまで遡りそうな石組みの護岸や、山上の池にふさわしい伏流湧き系インレットや
芝・コケ・シダ系の蒼蒼とした浅場の湿地や、を併せ持つ約束の地と呼びたくなる小規模野池。
足場の多くは高く、水はクリアめで
われわれはポッパー、バズベイト、ジャークベイト、(Nは加えてノー・シンカー・スラッゴー)と
水面/水面直下型のスナイピングな釣り中心で攻めるも
時々は目視でも確認できる小バスたちはめったなことでは反応を見せない。
足許の危険とヤブ・虫の不快を押してひと通り1周しても、そうと言い切れるほどのバイトもなし。
1日めの実釣時間を残すところあと僅かにして、われわれは予測される後悔Aと後悔Bを天秤に掛け
山中の道を南にまっすぐ下ったところにある、スルーしてきた八鶴湖を目指すことになる。



約800mの路程を経て辿り着いた八鶴湖は、その名からも周辺施設からも予想されたことだったが
根本的に、典雅な観光名所的な公園型の池であり、われわれはとんぼ返りを余儀なくされる。
戻った美しき「4の池」と心中を決めこむ覚悟をしたわれわれは
18時台の日没ちょい前まで、今度はいつもの水中系ルアーで低い足場を中心に頑張ったのだった。
そう、結果はボウズと終わるのだが
その最後の1時間半そこらの、芝・コケ・シダ系湿地の細いインレット筋を読み投げる珍しい釣り経験を
私は今でも懐かしい希少な夏バス釣り経験の光景としてまざまざと楽しく思い出せる。



納竿後の面倒にも楽しい野宿アワーから、次回エントリを続けるとしよう。






※当ブログのフィールド情報は最新でも2006年以前のものであり、
それ以降の埋め立て/立ち入り禁止/釣り禁止に関しては免責をお願いする。


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