手賀沼水系の大穴的存在:下手賀川での軽い栄光

千葉県我孫子市の、一般に謂われる「手賀沼」は
バスがいるとしても「釣れる」と言えるほどのフィールドではない。
それを私は都合4回ほどに及ぶ釣行でまざまざと具体的に知っている。
もし希望があるとすれば、
私が行っていた頃にはまだなく、NHKの地方ニュースなどで期待をこめて見守っていた
大津川の浄水場周りがあるくらいだろう(作られたとすれば、の話)。
だとしても小貝やカスミやの水系やその他の単発フィールドに比べれば
わざわざ深く探求するようなフィールド/水系でもないのだが。
(ちなみに私は手賀沼本湖での1バイト経験は持っており、
「手賀沼にもブラックバスはいる」ということ自体には異論はない)



上述の「都合4回」のうち最初の2回ほどは
完全に「手賀沼」に特化した、死力を尽くした夏の半周コースだったのだが、
むしろ私が徐々にポテンシャルを見出だし少ない手がかりを追っていったのは
ここで謂う「手賀沼水系」の広域にわたる各小フィールドへの分散した特化決め打ち釣行でだ。
それは「手賀沼」こと(上)手賀沼、そこから流れ出す手賀川、
南に分岐する(というか南から合流する)下手賀川、その先(元)の下手賀沼、
さらには下手賀川に東から合流する亀成川、
下手賀川が南北に分かれ最終的にまた合わさり利根川へと注ぐ六軒川・弁天川、
までをも含んでいる。





む!
関連各小フィールド名を挙げるだけで
はや長いシリーズ・エントリへの悪い予感がするが(笑)、
ここでは全部で7、8回にも及ぶことになったこの水系への釣行の内から
ただひとつの栄光の記憶となった6番めくらいの釣行 —
下手賀川 - 亀成川 - 下手賀沼往復コース釣行を語ろう。



全国でも最悪クラスの水質を長年にわたって誇る手賀沼だが、
バサーなら知っているとおり、淀まず流れる溶存酸素量の多い水をバスは好む。
私が最初に「惹かれた」、ポテンシャルを感じた手賀沼の「部分」は
手賀沼フィッシングセンターを横手に臨む沼単位の「流れ出し」である(上)手賀川だった。
そこから各路線の各駅を使っていくつものアプローチをした末に
この回の
成田線 布佐駅から一気に歩き抜け下手賀川合流点(印西市 発作)から釣り上りつつ南 - 西に向かい
下手賀川・亀成川・名無しクリーク・下手賀沼へと至り戻る釣行となったのだ。



下手賀川の発作(ほっさく)橋周辺が
見た目からもいかにも美味しそうでかつ釣果も上がりそうな1級エリアであることは
これ以前の釣行でチェイス/バイトからも判明していたので、
この釣行ではそこから南の(実は「上流」にあたる)亀成川・名無しクリーク・下手賀沼まで
駆け足で釣り上り周辺一帯のポテンシャルを探り
あわよくば別天地の天国をも見つけようという前哨戦的な強行軍トレック。
店や水場は未知かつ地図からも望み薄だったので
真夏の8月が終わるのを待っての、9月初〜半ばの、それでも残暑の残る日だった。
先を急ぐ逸る気持ちのため下手賀川を流し釣りし、発作橋周辺でも粘らず
亀成川合流点にはたしか11時には到着。
川幅狭くめっけもんの辺境「野川」感満載の亀成川だが如何せん水深がなく、
バスがいるとしてもその大半は苦労しいしいルアーを投げる手間をかける場所ではない。
素早く移動しつつ要所を撃っては県道59号に達し、松山下公園を後学に目に留めては引き返し
対岸側の道沿いに、対岸から目をつけていた亀成・下手賀合流点の突端の出っ張り地に腰を据える。
この荒くれた軽い河口デルタじみた突端部の空き地で謎の大型魚の猛攻をラトリンラップに何度も食らい
おそらくニゴイなのだがその正体を知りたいがため、1時間以上を無駄に費やす(ヒットにも至らず)。



もうひとつの、関東ではなかなか見かけないタイプの新天地:名無しの謎のクリークに行き当たると
これまたバイトもなく終わるが、その秘境っぷりに探らずにはいられず、無駄時間を1時間強費やす。
小貝川は水海道近辺にありがちな秘境クリークが田んぼの中に草深く隠れたここは
バスがいるいないにかかわらず、バサーなら探ってみずにはいられない罪作りな様相を具えている。



浪費した時間に疲れを感じつつ下手賀沼を一気に目指すことにした私は
この田んぼ中の土と草の道の途中で、不思議に想い出深い奇妙にも笑える経験をひとつする —
「ああ、こういう道だとヘビに気をつけないとなぁ」と思った矢先に
足許10mほど先に鎮座ましましていた推定60cmほどのヘビに出くわしたのだった。
そういう道を歩く際にはスピナーベイトやバイブを下げたロッドを前方に突き出し
音をジャラジャラ鳴らしながらヘビに接近を知らせつつ逃げる機会を与えてやるのがセオリーである。



もう陽光が軽く黄色味を帯び始めた推定15時ごろ辿り着いた下手賀沼は
少なくとも(上)手賀沼ほどには釣れなさげには見えなかったものの
入り際(流れ出し、および直前の最下流部)の南/東岸の杭乱立エリアは見た目ほど美味しくはなく、
むしろボウズ脱出を懸けて下手賀川を北/西岸の道で戻ることに気が向いていた私は
県道282号橋を渡って寂れたドライヴ・インの店先の自販機で飲料を補給し
戻りの路程についたのだった。



それなりにヤブがちで、よって「ここ」という足場/付き場に欠ける下手賀川は
よっぽどの「どこでもやたら」型の初心者でもない限り、要所を撃ってはすっ飛ばす釣りで十分だ。
もう17時になろうという頃、最後の賭けの場としての発作橋西岸に着いた私は
1時間もしない内に記憶推定33cm前後のバスをラトリンラップ シャッド・カラーでキャッチした。
橋と護岸の工事の際の基礎造り・捨て石、また経年劣化により
ゴロタ、崩れコンクリ、自然の大石・小石が見るからにゴロゴロしていて水通しもいいこのエリアは
この小水系の内ではやはり突出して「釣れる」「居付く」エリアだったのだ。



それでも私は、その時も今も
釣果的には「無駄」に終わった亀成川・名無しクリーク・下手賀沼探索行を無駄とは思わない。
実際には実現せず終いになったが、松山下公園を野宿本拠地に
よりつぶさに時間をかけて亀成もクリークも下沼もみっちり1泊でやる計画を立てていた。
このブログで紹介している数多いマイナー・フィールドのほとんども
そうしたプランニングとそこからの拡大によって徐々に開拓していったものなのだから。



にほんブログ村 釣りブログ バスフィッシングへ 









Ads by LinkShare


Ads by ValueCommerce


プライバシーポリシー

コメントの投稿

最新記事
ブログ内検索
全記事表示リンク

全ての記事を表示する

スポンサード リンク


カテゴリ
全記事表示リンク

全ての記事を表示する

月別アーカイブ
プロフィール

dreamtfields

Author:dreamtfields
わけあってバス釣り休止中
関東バス歴11年
電車&バス派
関東記録は47cm

RSSリンクの表示
リンク
amazonでキャッチ






楽天でキャッチ

ナチュラムでキャッチ

ラトリンラップ RNR-5
厳選1人用テント
最新コメント