スピナーベイト私録2 — バイブラシャフトに関するよくある誤解

時系列的には順序が一気に先行になるのだが
前エントリでの「スピナーベイト私録」シリーズ立てを受けて
早々と緊急に書いておきたい、書いておかねばならないことがある —
現行で入手できる「バイブラシャフト」はたいてい私の謂うバイブラシャフトではない、
ということだ。



私は、たとえば
「78年から85年ごろのロングAのボーン素材のうんたらかんたらこそがウンヌン(数字はテキトー)」
みたいな言説を
「まあそんなこともあるかもしれないがわざわざ鵜の目鷹の目で探し求めるほどのものじゃない」
と聞き流し読み流す者である。
そういうことは「フツーのロングA」を当り前に何十本も試して釣った末に
ニッチな真実・虎の子の必殺ひきだしのひとつとして、それができる人がこだわればいいだけの話、と。
今時の「フツーの釣具屋」は基本/スタンダード/定番すら広く揃えることもできてないことが多いし、
「良い店」が40kmや80km離れた街にあったとして、そこまで買い物遠征する人もそういなかろう。



で、なのだが、今回の話はそういうマニアックでエンスーでカルトな話ではなく、
「フツーの元々のバイブラシャフト」と「今よく見かけ得るバイブラシャフト」の違いについて。
このブログでも商品リンクを(仕方なくやむを得ず)貼っているが、
現行でよく見かけられるのは「バイブラシャフト・ウェッジ」であって
スタンレーの誇る、そしてカンチガイで余計なお世話な「ウェッジ・ブレード」は
取り替えたほうが本来のバイブラシャフトの実力を味わえるよ、
と、ある種の責任感ゆえに語っておく次第なのだ。



ウェッジ=くさび型に、前を薄く後ろを厚くとテーパーをかけたウェッジ・ブレードは
スタンレー社のいうとおりホントに強いバイブレーションを生みだしはするかもしれないが、
「バイブラシャフトの釣る力」というのはブレードに依拠するものではなかったワケだし
むしろストロング・バット/アンド・フィネスという点に着目していたバサーなら
「おいおい、『強く』してどうすんの!?」とその余計なお世話を門前払いし
ご自慢のウェッジ・ブレードを、フツーの、あるいはお気に入りのブレードに付け替えるのみなのだ。



続くシリーズ・エントリでおいおい順々に語っていくつもりだが、
「オリジナル」のバイブラシャフトにはたしか3.5番から4.5番あたりのブレードが付いており、
(※タンデム・ウィローのウィローの話)
私はスピナーベイティング歴を重ねるにつれて
それを無条件に、買った端からヒルデブラントの2番、3番、3.5番に交換するようになった。
今はどうか知らないが
渋谷のサンスイはヒルデのブレードをたしか1番(数字刻印なし)からみっちり揃えていて、
ブラックジャックやザ・ブレードで味をしめた私は
薄く軽く幅が狭くよく回り、アピールはあってもプレッシャーは弱いヒルデのブレードを
他では大きく気に入っているバイブラシャフトのデフォルト改装に使うようになったのだ。
因みにだが、ヒルデのブレードは標準的日本メーカーのそれより0.5番相当小さい。



たしか泉和摩氏や村田基氏や新家邦紹氏が語っていたことだが、
よく釣れるスピナーベイトの一大要件として「縦揺れ」「うなづきマン」があり、
それはたとえばこのバイブラシャフトが持っているような
ブレードの、水を受ける/流す/受ける の連続による回転に連れて
アッパー&ロウワー・アームが閉じる/開く/閉じる で生じるライフライクなプラスαの魅力である。
「バイブラシャフトは釣れる」とするバサーは
何よりその「テーパード・シャフト」の発明性と実効性に高い評価を置いてるのであり、
ブレードがたとえばウェッジ・ブレードになったりしても
釣れる要因が一概に大きくなるとは必ずしも言えないのだ。



そこで、だ。
「強いブレードの強いアピールが効く、そしてオレはいつでも強いブレードだけを使いたい」
という人は、同時にインパクト/プレッシャーも強くなろうとも
強いブレードの強いスピナーベイトを使えばよい。
ストロング・アンド・フィネスをスピナーベイトの独特の強みと考える私は
どんなにビビりな小バスも、どんなにイケイケなでかバスも
でかバスのくせに警戒心旺盛なちょっとやそっとじゃ喰わないバスも
スピナーベイトの魔力で釣ってやろうという考えから、
たとえ「ウェッジ」しか手に入らない時期があったとしても
ブレードを付け替え「元の」バイブラシャフトに近づけて使うだろう。
(実際にはとある店の通販で10個買ったのが一生保ちそうであるのだが)
但し、そんな私でも、メガバスの3Dハイドロ・ブレードにだけは
特殊要員として信頼を寄せ、殊に晩冬/早春にバイブラシャフトに付けたりするが。



「何だよウソつき、バイブラシャフト釣れないじゃん」という難癖・不満に備えて
今回は取り急ぎバイブラシャフト・ウェッジについて誤解のないよう説いてみた。
だが、バイブラシャフトに関してはまだまだ語るべきトピックが多々ある。
改造、というか改装についても色々方法とその論を併せ述べ
「本当にとびっきり釣れるバイブラシャフトの育て方」をまた語っていこう。



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