3回めの船形野池群 1泊釣行再び




私の3回めの船形野池群への釣行は
完全に「三段池」こと五右衛門沼の制覇を目指して行われた。
ついでに、ボウズ回避用、また早めに制覇できて時間が余った場合用に
そのまたずっと先の3つの野池をも視野に入れていた。
時系列を飛ばして先んじて言えば、
1つの池は釣り禁止
1つは釣りに向いてなく望みも薄そうな池 で
最後の1つ:大沼のみが期待に応えて2匹をもたらしてくれたのだが。



おそらく'02年の8月、
過去の痛い経験からの教訓を得て
私は鉄壁の野宿/トレック・メソッドを以てこの釣行に臨んだ。
1日めにバスを降りたら2日めにバス停に戻るまで
飲食物を補充するため「店」に寄ることなしに
突貫スパルタ釣行旅程をこなすのだ。
5kgを超えようというリュックには
シュラフ、ペットボトル飲料500mlx4、パウチ型粉末ポカリ数袋、
食パン2斤、魚肉ソーセージ、蜂蜜、マヨネーズ、ケチャップの小チューブ
などが詰まっていた。
タイミングを図ったルート/スケジュールで
公園での水補給や水浴び納涼休憩を適宜含め
釣り場ルートから離れることなく釣りを順調に続けるのである。



1日め、もはや勝手知ったる芽吹大橋西詰バス停から
なじみの又八沼には寄ることもなく直行で約30分で五右衛門沼。
びっくりするくらいの暑さの中、あらゆる足場から
バズ、自作フローティング・バズ、スピナベ、ジャークベイト、自作バズィング・スプーン
と、「水中モノ」を敢えて除いた
サーフェス/サブ・サーフェスに特化させた攻めのみを続けた。
ハス系のリリパッドに直接乗せるような使い方をしても
けっしてスタックしない自作フローティング・バズの性能に喜んだ以外、
この朝〜昼の釣りで覚えていることはほとんどない。
おそらく14時ごろ、ノー・チェイス、ノー・バイトに倦んだ私は、
未知への探索、及びボウズ回避を兼ねて
大沼を最終地点とするルートへ出立した。



大沼は、三段池/五右衛門沼から水路沿いの道なりに
北北西〜北に約2.4kmのところにある。
その直前の途上には「左の池」「右の池」と無名の野池が2つあるが、
「左の池」はこれ見よがしな看板でルアー釣りを禁止としてあるし、
「右の池」は、例の長くまっすぐで細い葉の、砂地に生えていがちな草で岸が囲まれ
プロダクティヴでも釣りやすくも面白そうでもない池なので
素通りしたほうが吉だろう。
(この「右の池」はもしかすると、より南の、細い枝分かれした道沿いの小さい池と
記憶が混同しているかもしれない。それくらい記憶に残っていないのだ)



さて、結果的に残った大沼は、木間ヶ瀬新田にある周囲800mほどの池。
八間堀と東の「長谷」方向からの利根川につながる水路との交差地点にあたるためか
それなりに水の動きもあり、バスの生息に向く水質なのだろう。
水色はステイン〜マッディからマッディ、ながらカスミ/牛久系のフィールドよりは
ずっと「活きた」感じのするいい水だ。
雰囲気的には又八沼、道仙田の南の中沼、ヘラ師好みの湖北古利根南岸中央部
に似た感じがある — エリア別に釣り味も見た感じも異なり上記の池に部分的に似る。
この時の私は、3時間かそこらで東〜北〜西岸と素早く廻っただけだったが、
釣れそう感もエリアごとの小変化も豊富で、実際釣れた。
シュアにバス釣りをするためだけなら、
船形野池群の中で一番プロダクティヴと言えるだろう。
詳しい全エリア別ガイドはまたの機会に譲り、
ここではその3時間ほどに廻った東〜北〜西岸の釣りを簡単に記す。



東側を通る水路沿いの道からアプローチした東岸は、
うねうねとした曲線の、緩く丸くトゲの取れた元谷津っぽいワンドの続く
土・草の岸。
オーバーハングする木、水中に張り出した木の根、落ちて沈んでいる枝々、で
バスが寄る要素たっぷりだ。
何よりピン・ポイント/ラインのキャスト/トレースをするのが楽しめるエリア。
私には早速のウェルカム・ボーナスよろしく
黒のバイブラシャフトでのチビちゃん1匹のキャッチがもたらされた。
反時計回りで北岸へ向かうと、
ちょっとしたパイプ/ホース等を含むマンメイドの揚排水機エリアがあった。
ドボドボドボっとどこからかの水が勢いよく流れこんでいたが
常にあるものかは不明。
常設ならいいインレットとして働く。
特に東岸と変わらない北岸を抜けると
西岸は石材/コンクリートの長い堰堤。
普通に考えると、釣りやすく、ハード・マテリアルでいいはずのところだが、
如何せんヘラ師のお気に入りエリアである。
常日頃から3、4組のヘラ師が陣取るような場所であり、
そうでない時でもヘラ師とバサーの根がかりラインによる機雷水域であり
ロクなリトリーヴができない。
よってこのエリアはヘラ師に譲って、その北・南の端をやるのが吉。
私は一通り探ってそのことに気付くと
北岸と西岸の角にあたる(流れはほぼないが)イン/アウトレット周りで
もう1キャッチをあげた。
いつものラトリンラップ、シャッド・カラー。
その辺りはゴロタ、木ゴミ、アシ、水路ゆえの筋と要素が複合し
その上衰えたりとはいえ先まで残る細い水路へと続く、池構造上のイン/アウトレットであり
それゆえバスの寄る地味ながら好エリアであるのだろう。
36cmくらいのまずまずサイズだった。
(この野池群では全般にマクロ的に、北が「上流側」南が「下流側」と言えるのだが
大沼ではミクロ単位で複数のインレット/アウトレットゆえの構造的な残存潜在カレントがあるっぽい)



納竿後は予定どおり、三段池南の無名の公園に戻り、
トイレ、水場、ベンチ、藤棚(?)の屋根と設備の揃った中で野宿したのだった。
ツワモノなら知るように、野宿での眠りは時としてなかなか訪れない。
鉄壁の準備にもかかわらず、この夜もやはり6時間も眠れなかったろう。



例によって、明けての2日めに続く。



※当ブログのフィールド情報は最新でも2006年以前のものであり、
それ以降の埋め立て/立ち入り禁止/釣り禁止に関しては免責をお願いする。


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