高滝一泊釣行の想ひ出 2日め



野宿ポイントのボート店下の橋の下。
3シーズン用シュラフに下半身に掛けたバブアのゲームフェア、
それだけで意外なくらいよく眠れたのは私の野宿釣行の中でも珍しい例だった。
ストーブで湯を沸かしての6個入りミニ・ラーメン2、3個、
魚肉ソーセージのサンドウィッチ、インスタント・コーヒーの温かい食事が
好影響だったのかもしれない。
2日めの朝は4時頃にはすっきり目覚め、また湯を沸かしての食事。
余裕で夜明けを待ち5時台には実釣開始したはずだ。


この日の予定としては
ここ加茂橋東岸をスタート地点として
南半分をぐるっとまわって加茂橋西岸まで戻ってきて納竿、高滝駅へ
というものだった。
うかつなことに高滝発五井駅着の帰りの便をチェックしていず、
15、16時頃には一度駅まで行って実釣終了時間を決めなければならない、
という状況だった。
(小湊鉄道はおそろしく便が少ない。出かける人は時刻表をチェックし
例の手のひらサイズの小さい時刻表カードがおいてないか駅で見てみるべきだろう)



5時台~
「不入」という地名の方向には主要なバック・ウォーターのひとつである古敷谷川が
連続したプールのような形で続いている。
そこは野池と野ダムと山上湖の要素を併せ持つ魅力的なエリアだ。
印象として秘境 ― 水海道の小貝の竹やぶを抜けた先のプチ三日月湖に似た秘境ムードがある。
小雨の中、バズベイト、ポッパー、ジャークベイト等をメインに試したはずだ。
チェイスとバイトがあったせいで深追いしてかなり時間を費やしてしまった記憶がある。
いかにも「川」然とした古敷谷川方向まで遡ってもみたが
降りられそうな地点はなく断念した。

9時台~
朝方の小雨はこの頃には止んでいた。
水と彫刻の丘まわりはマンメイド豊富でハード・マテリアルな良さげなエリアだが不発。
というか、気がせいていたせいで素早く移動したのだろう。
その先は護岸の駄々岸がしばらく続く。
親水広場的な階段状護岸で「本湖」然とした駄々沖に投げたりもした。
道路が上を渡るワンドもあり小規模の野池を思わせる魅力があったが
きっちりやるほどでもなし、と素早く見切る。
先は(結果的に時間が足りなくなったように)まだまだ長いのだ。

11時台~
たぶん後付けの情報で知った「道路跡スロープ」。
ジャッカル?ラッキークラフト?のウォーターモニターを拾った。
他に特筆すべき記憶も残ってないのは
大きなバス釣り要素ではあれ所詮「小場所」の印象ゆえだろう。
地図ではぐーっと陸地がボディ・ウォーターに向けてせりだす
好エリアとも思えるが、おかっぱりゃーにはそれほどやれることもないのだ。
境橋はまだ渡らず南へ向かう。

13時台~  
水生植物園まわり。もちろん植物園内自体では釣りはしない。
スピナーベイト中心に釣りをしたはずだ。
ストーブでコーヒーを沸かし昼食。
ここもまた別天地の感覚がある。
高滝湖の大きな魅力は、歩くごとにちがった様相のエリアが現れ、
首都圏近郊のチバラキ平野部の湖・池・川の雑多なフィールドの
見覚えのある風景/バス釣り環境が詰め合わせ的に味わえるところだろう。
もちろんそこにプラスして山上湖、またダム湖の独自の魅力もある。
他もそうだが、この植物園まわりだけでも
普段の電車チバラキ釣行の恵まれない1フィールド分の「バス釣り要素」がある。
おぼろな記憶からは岡堰付近の小貝川の雰囲気が思い浮かぶ。
この先、南には釣り云々を別にして進んでみた。
メインのバック・ウォーター:養老川を見たかったのだ。
結局は渓流感のある川を道路から見下ろすだけで
降りて釣りのできる地点はなさそうだったのだが、
ジモティやリピーターならアプローチ法を知ってるのだろうな、と
羨ましく思うワイルドで美しく水の良さそうなエリア。
都内電車バサーならここだけでも1日費やしてみたくなる様相だ。
時間の余裕がなかったためリスクを犯さず途中で引き返し
境橋まで戻り西岸に渡った。

15時台~
境橋西岸、南側の何か大きな塔が見えるエリアは泣く泣く見送り、北へ向かう。
駅で時刻表チェック、時間あれば昨日の朝イチのワンドのリヴェンジと考え
急いでいたからだ。
左上 - 北西方向に切れこむ大きな三角形の、仮称「バリケン・ワンド」は
赤い顔のニワトリのようなバリケンという鳥がたくさんいる。
ここで根がかり回収中の2人組バサーを通り過ぎ、
ワンド北岸の道路上から何本も落ちている排水溝前をラトリンラップで
ちょい投げで撃つとヒット、ヒット、ヒット。
水の流れ込む排水溝3本からそれぞれあっという間に3キャッチ。
いずれも30cm前後だったろうが2日めボウズ脱出だ。
その北の直線護岸地帯を急ぎ通り過ぎつつも
目立った流木があったので撃つとすぐにヒット。ただしニゴイ。
加茂橋に辿り着き駅に向い、電車の便をチェック。
おそらく18時台の便に決めただろう。

16時台~
最後のせいぜい2時間は、
加茂橋東岸、初日最初の不入方向のワンドでリヴェンジ。
たしかもう、ただ巻き系を端折ってロングA15A一択で始めたはずだ。
その甲斐あって前日バラしたのとよく似たサイズの40アップをキャッチ。
気分上々でタイム・アップで17時台に納竿。



2匹と4匹、初挑戦のフィールドとしては上出来な結果だろう。
ラトリンラップは「いつもの釣り」が当り前に功を奏した例で、
どれもあっさりしたキャッチだった。
1日め2日めのロングAでの釣りのほうがそういう意味では上だ。
ただ巻きルアーでいつもの投げ倒し絨毯爆撃をやった後に
同じエリアで食い渋るバスを食わせたのだから。
悔いが残ったのは、いかにも高滝らしい高滝ならではのエリアで
たとえば殊にポッパーやディープ・クランクで
高滝ならではの1匹を上げられなかったことだろう。
結局そのアクセスの大変さから再訪するには至らなかったのだが、
もし同様の電車バサーにご忠言さしあげるなら、
おかっぱり高滝釣行は最低でも2泊3日、
でなければ1泊2泊をリピートするつもりで
釣行ごとにエリアを北・中・南というふうに絞って、がいい。
「今回は東岸、中央エリア。不入 - 古敷谷川メイン、余裕あれば大和田、道路跡、植物園も」
みたいな釣行計画を立て、足かけ何回かで高滝を攻略してゆく ―
そんな絵図は思い描くだに心躍るものじゃないだろうか。


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