福岡堰下流のあらくれ水門、ライナー・キャストのDTNで1バラシ


何度か既述のとおり、私はスポーニング期にはバス釣りをしないので
雑誌よろしく前倒し式で
今回からもう夏向けの釣行記録その他のエントリを秋まで放っていくことにしよう。



タイトルに冠した「あらくれ水門」とは
グーグル・マップでは「福岡堰 副用水路 水門」と示される公園/広場の直上に位置する水門だ。
そこでの「副」が、その南/下流で二股に分かれるものを指すのか不明なので名は特定せずにおく。
過去に
小貝川沿いの謎の「水門やきそば」とは?
で触れた釣行で、ちらっと2時間ほどだけやったエリアで
ひょんなことから最近、グーグル・マップの3D画像で同定できた水門だ。
どういうわけだか私はこの「あらくれ水門」を
もっと上流の、福岡堰の上下かその周辺で出くわした場所と長いこと記憶違いしていて、
そのためやっと今回めでたく採りあげられるようになったのだ。





茨城県 つくばみらい市 仁左衛門新田に位置し
その道では今やウェブ上にも名高い「水門 やきそば あきた」を背面に臨むこの水門は
福岡堰で東に分けられた大規模な用水が、再び小貝川に半分なり1/4なり戻される水門になっている。
そうはいっても(時期や日によるだろうが)
目立って膨大な水量が落ちるフレッシュなインレットというほどではない、だろう。
少なくとも私が出くわしたその釣行時にはそんなことはなかった。
にもかかわらず、ある種の愛をこめて「あらくれ」と呼びたくなるここの様相は
たとえばより下流の水海道駅周辺、もっと下流の岡堰周辺、
そして常磐線ユーザであるバサーにはおなじみの藤代/佐貫周辺で見受けられる各種の水門群とは
段違いにワイルドで辺境感があり、したがって釣れそげ感がある。
「平地」の一級河川に面する水門ということで言えば
真夏の鬼怒川初挑戦一泊釣行の想ひ出 1日め後半
で語った、鬼怒川は大山新田の「岩盤ワンド」に通じる雰囲気が(似てこそいないが)ある。



午前中のすべて、あるいはプラス1、2時間ほどをも
既に上流の福岡堰周辺で
そしてそこから延びる物珍しい大規模水路に沿っての歩行で費やしてしまっていたこの日の私は
推定14、15時頃にこのあらくれ水門に着いたのだった。
水の落ちる水門直下にはゴロゴロと石やコンクリの塊が敷かれ
その周りの人口的な長方形のワンドも、低木と草木でおおかた覆われている。
危険なく立てる足場から水面までは最低でも2m以上はあり、
平坦な地面/コンクリートの足場があって水面に手を触れるのも容易な
よく見かける「水門」エリアとはかけ離れている。
北岸から水門直下、そして眼下の岸際に
普段どおりラトリンラップやバイブラシャフトを通しつつ進んだ私は
ワンドの中ほどより先、もう小貝本流の水当りに近い地点にある小島に俄然そそられた。
15〜20mほど岸から離れたその小島は、草木と木の枝と根っこの塊のようなもので
遠めの周囲から斜め切りにバイブ、スピナベ、ポッパー、ジャークベイトを通すが反応は見られない。
それでいよいよ、空中に伸びた草や枝の際、水中にうっすら見える木の根っこの際を
よりタイトにスナイピングにひとつずつ撃つ必要を感じた。





そういう状況でクランクを、というのは少なからず奇異に感じる人もいるかもしれない。
が、私にはノーマンのDTNがこういう場合にドンピシャという経験の蓄積が少しくあった。
シャロー・シャッドラップやロングAのように空中姿勢が崩れ気味になる危険が小さく
また、水面に当たった瞬間に跳ねや滑りで着水点に生じるズレが小さい。
ラトリンラップやバイブラシャフトよりシルエットが小さく、着水音/衝撃も小さい。
下方の水面にライナーで叩きこんで、ジュポっと静かにぬめりこむようなショットにするのに
なぜか意外とDTNは向いているのだ。
おそらくはサイズの小ささ、シェイプ上の空気/水抵抗、比重等からいろいろたまたまそうなのだろう。



その頃はもう手持ちストック薄から、なおかつ数々の殊勲からも、タックル・ケースの常連だった
クローム/ブルー・バックのDTNは、狙いすましたほんの3ショットめで
目測18cmほどのバスを見事にヒットさせた。
が、無念の空中バラシ。
夏とはいえ、15、16時を既に回っており
なおまだ小貝の西岸を大和橋まで釣り下り水海道駅から帰る予定だった私は
この愛すべきあらくれエリアを後ろ髪引かれる思いありつつ短めで発った。
私の長期プランの常で、以後この水門を再訪する計画は立ち消えのままとなったが、
そのほんのひと時ほんの1ヒットだけは、妙に華々しく懐かしい記憶として残っている。













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