夏の小貝川案内、佐貫のプールとJR鉄橋下


前回からの続きで、今夏の連作企画 — 小貝川小エリア別回想録&ガイド、
今回は「佐貫のプール」と「JR鉄橋下」エリア。
地理的概要は例によって
過去エントリ:バズベイティング入門、初動の心得 を参照のこと。
JR常磐線の佐貫駅からアプローチして徒歩10分強で
朝イチからシュアな釣果を期待できる鉄板のエリアだ。
「夏はどこにも増して小貝川」という勢いだった初期の3、4年ほど私は
藤代駅スタートでこのエリアでエンド、佐貫駅スタートで藤代大橋下流エンド、
さらには藤代駅/佐貫駅スタートでコース1巡往復で同じ駅から帰る、
という釣行を繰り返したものだった。
コース途上のその他の各エリアは、その度ごとに当り外れ上がり下がりがありがちだが
コース始め/終わりの朝まずめ夕まずめに佐貫のプール/藤代大橋下流を押さえておけば
いいとこなしのボウズというのはほぼ間違いなく避けられるのだ。





牛久沼 - 八間落としの延長線上でこの「佐貫のプール」及びその先に拡がる小貝川を「発見」した私は
最初の年の夏をほぼ「東岸」とプールの探求に過ごし
確か2年めの夏にふと思いついて
プール西岸からJR線路の土手沿いを回って「JR鉄橋下」エリアを発見し
その先(上流)へと足を伸ばしていったのだった。
その初期の内、私の頼みとするルアーは圧倒的にラトリンラップとシャロー・シャッドラップで、
佐貫のプール西岸の、夏期増水時以外には「陸上」にあるチョコレート護岸の凸凹を
あるいは30cm平行ライン、あるいは50cm、あるいは90cm...と足場を変えつつ引くだけで
ほぼ必ず1匹2匹は釣れる、という具合だったのだ。
その際キーになるのは、
ひとつには気圧/水圧/浮き袋の関係による、バスにとっての「丁度いい」水深と居所で
これを探るために、水際平行から沖め平行へ、30cm〜90cm〜120cm... と
リトリーヴするラインを「離して」いくわけだ。
ラトリンラップやシャロー・シャッドラップが
凸の頭にカツンカツン当たるほどの浅さにバスが多く居ることもあれば
もう少し「沖め」、たとえば水際から90cmほど離れた平行ラインに多く居ることもある —
2、3投ごとに引く平行ラインを変えることで「その日その時間帯のバスのご機嫌」を窺うわけである。
これは後にこのエリアでのこの釣りのメイン・ルアーがバズベイトに移った際にも
てきめんに効果があったメソッドだった。
もうひとつのキーは、ピックアップ寸前のバイトに備えること。
殊にラトリンラップ使用時に顕著なことだが、
水深30cmなり10cmなりをコンスタントに泳いでいるルアーが
竿先まで残り1mとか60cmとかになり必然的にすぅ〜っと水深10cmや5cmや1cmに浮上してくる
その水面に浮き上がる動きこそが注目し追ってきていたバスに最後の決定的なトリガーを入れる、
ということがこのエリアのこの釣りでは目に見えて頻繁に起こる。
たとえば7m投げて6mから6.5m引いてきて、最後の50cmで —
まさに「足元」で食ってくる、というバイト/ヒットが多発するため
最後の最後まで気を抜かずに、を心懸けるだけでヒット/キャッチは格段に上がる。



ちなみに、このプールを初めて訪れた人は、初見でその広々としてかつ囲われたプール状の見映え、
殊に「中洲」の沖めの青々とした抽水植物群にパラダイスの予感を感じるだろうが
そこは夏期以外には「陸」である中洲で、水深はほぼ無きに等しい。
東岸の牛久沼大水門からの大水路、西岸の浄水場裏からの小水路、の2つの水路以外には
有効と言える水深はないため、深追いして時間を無駄にすることなく「JR鉄橋下」に移動するのがいい。



JR鉄橋下は、砂利/土の道の先で左右差し渡し20mほどの足場で
面積的には「小場所」程度ではあるものの、要素的には大きなユニークさを持つエリアだ。
ここは、この周辺では特別中の特別と言えるほどに川幅が狭くなった地点で
それゆえ流れが強く速く、その上、橋脚という強力なストラクチャーを併せ持つ。
初期の私は、その橋脚狙いでラトリンラップ、シャロー・シャッドラップを投げまくり
時にはDTNやミドルNをも投入しミドル・レンジまで探ってみるという釣りをやっていた。
圧倒的に「水がいい」エリアであるゆえ
それほど巧みでも鋭くもないそんな釣りでも相応に釣果はあがっていたものだったが、
後にバズベイトとスピナーベイトがメイン級に上がってくるにつけ
私のここでの釣りも狙いどころも変わっていった。



川に向かって「左手」の草ぼうぼうの土手を登ってのバズ、スピナベでの岸際、オーヴァーハング狙い、
そして「右手」のアシその他のキワを通すバズ、スピナベ使いへ、と。
数打たないスナイピングなバズ、スピナベで素早く獲れるバスだけ獲り
ダメ押しで岸際、流心、橋脚周りをバイブ、クランクで乱れ打ち、という両刀遣いで
あくまで短時間勝負で次に移動、という割り切りスケジューリングに変えていくにつれ
私の「1周コース」はずっと充実した、平均釣果も多めのものとなっていったのだった。



バサーというのは贅沢者で
初見で胸を躍らせたフィールド/エリアでも、じきにシヴィアな査定眼で上中下の判定を下し
ふさわしい時間と労力の配分を考えるようになる。
今回の佐貫のプールもJR鉄橋下も
手がけ始めの人になら半日〜全日を割くに十分な魅力を持つエリアと映るかもしれない —
殊にミドル・レンジからボトムまでをもくまなく釣りたいという志向の人なら。
が、夏の小貝川ほどラン&ガンに向き、またそれが楽しく成果も上がるフィールドはそうない。
速く疾く、典型的でドラマティックでヴァラエティ豊かで「身になる」釣りを、と求めるバサーには
4週5週6週の連続釣行でも退屈しない小貝の懐深さを、夏にこそ満喫してほしいと思うのだ。



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