奥多摩湖、「学校下」の今は亡きお食事処の想ひ出


今回は、シリーズと言うほどの過去エントリ数もないが
時期的に想い浮かぶ「バサーと現地での食」についてのエントリを
小貝川沿いの謎の「水門やきそば」とは?
カスミ - 高浜でお疲れの際には「いづみ荘」へ
最初で最後の河口湖、ワカサギのフライ定食の想ひ出
以来、ひさびさに。



バス釣りを始めてまだ2、3ヶ月の1995年の9月/10月、
おそらくは当時の仕事の休日(平日)が運悪く秋分の日か体育の日に被った日、
私は無謀にも奥多摩湖日帰り釣行を敢行したのだった。
前情報ほとんどなし、で大田区を5時に出発して青梅線 奥多摩駅には記憶推定7時半過ぎ着、
そこからバスで峰谷橋方面で、「峰谷橋」か「留浦」あたりの停留所着がもう9時近く。
最初の目的地は通称「学校下」エリアで
停留所から北へ徒歩行で道すがら降りる/釣りができる足場を探し探しの計画 ー
結局この辺にはそうそうなく、ほぼ一気に峰谷川流れ込みまで進むことになった。
「ダム湖」から川筋に入っての、釣り人でそこそこ賑わうエリアでマス類らしき1匹のチェイス。
釣りの実感があったのは、午前中のそれっきりだった。
カスミでスタートを切ったばかりのペーペーのバサーが到底やるべき釣行ではなく、
当然、釣果はおろか、「釣りをした」と言える時間さえ極小な失策釣行であった。
とは言いつつ、私にはこの釣行全体が
すべてにおいて心躍る、そして想い出深い経験として記憶に残っている。





マス類チェイスの後、その上流は管理釣り場になるのにがっかりして引き返し
昼遅くに飲食店に立ち寄った時間もその想い出の大きなひとつだ。
現在はグーグル・マップで確認できない、おそらくはもう存在しなくなっているその店は
バス停で言えば「雲風呂」付近、「坂本コミュニティ・センター」道向かいあたりの
家屋群/敷地に同定できる。
地方によくある小規模の旅館/割烹に似て、道から少し奥まって店の玄関/入り口があるような
そば屋、もしくは単に「お食事処」といった感じの店だった。
釣行中にはよくやるように、入り口手前の前庭/駐車スペースの脇の植え込みの陰にロッドを託し
確か盛りそばを、あるいは足して親子丼あたりを食った。
不思議なくらい記憶印象にあるのは
駅近辺で買った飲料・食料がすでに乏しく、また帰りの交通費を残すと持ち合わせも乏しかったことで
そばだけで済ませた可能性のほうが高い。



で、実はその食事や店そのものには好悪どちらの印象も特になく
食事を終えて店を辞した後の、ちょっとした奇妙な出会いが強く記憶に残っている。
植え込みの陰から無事ロッドを回収する際、
おそらくはその店のご家族の一員である、幼稚園年長/小1くらいの坊やに出くわしたのだ。
釣り場としては軽い「メッカ」である土地柄とはいえ
むき出しのルアー(クランクベイト)を間近に見るのは珍しかったのか、
坊やは言葉少なながらも何か興味深げで
私は10分かそこら、ルアーの話と軽いキャスト実演などして相手をしたのだった。
最後には、出てきた家のおかあさんなりおばちゃんなりの
「あらあら、すいませんねぇ、お相手してもらって」系のご挨拶で辞去することになったのだが、
バサー・アンバサダー履歴の初期のひとつとして、時々不意に思い出すシーンだ。



その後は峰谷橋を渡って南へ、有名なドラム缶橋こと麦山浮橋を眺めつつも向こう岸は諦め
峰谷コーヴの南西岸でクランクを投げまくりなどしたが
山の端にかかる陽から平地より早い夕暮れを感じて早々と納竿とし、バス停へと向かった。
帰路のこのバス行は、朝には2、30分だった路程が渋滞のせいで無慮1時間半超かかるというものになり
立ったままいつの間にか眠ってしまっているという妙に愉快な体験もさせてもらった。



自宅に帰りついたのは22、23時だったろう。
常磐線 - カスミでの釣行と比べると
金も時間も労力も釣りとは無関係なことに浪費するばかりの損な釣行とはなったのだが、
風景と光景と体験だけで替わりのない貴重な記憶となっている。



にほんブログ村 釣りブログ バスフィッシングへ  









Ads by LinkShare


Ads by ValueCommerce


プライバシーポリシー

最新記事
ブログ内検索
全記事表示リンク

全ての記事を表示する

スポンサード リンク


カテゴリ
全記事表示リンク

全ての記事を表示する

月別アーカイブ
プロフィール

dreamtfields

Author:dreamtfields
わけあってバス釣り休止中
関東バス歴11年
電車&バス派
関東記録は47cm

RSSリンクの表示
リンク
amazonでキャッチ






楽天でキャッチ

ナチュラムでキャッチ

ラトリンラップ RNR-5
厳選1人用テント
最新コメント
QRコード
QR