夏の小貝川案内、藤代大橋下流から小貝川橋東岸まで


今エントリで4つめとなる今夏の連作企画 — 小貝川小エリア別回想録&ガイド、
常磐線の藤代/佐貫駅からアプローチする「一巡フル・コース」版としては今回をシメとして
他の駅/街のヴァージョンはまた適宜来年の夏以降あげていくことにしよう。
地理的概要は過去エントリ:バズベイティング入門、初動の心得 を参照のこと。
今エントリでは藤代駅からのアプローチを念頭に、「藤代大橋下流」エリアをスタート地点とする。





藤代駅北口から目視で真正面の道を抜け、突き当たって左手、水戸信用金庫を通り過ぎる道を取り
相馬神社で行き止まりとなるT字路で右手の細小路へ進み、ふじしろ図書館を過ぎ
目の前の土手を登ると小貝川の水辺、藤代大橋からちょい下流のところに出る。
そこが私の、藤代側からスタートする際の実釣開始ポイントだった。
実際、藤代駅からの釣行の1度め2度めあたりには
もっと最短距離、もっと常磐線寄りに、もっと下流/東側からアプローチしたものだったが、
そのエリアは「佐貫側」アプローチの際の対岸にあたるインサイド・ベンドの駄々エリアになり
釣り上りの歩行距離の割には変化に乏しくプロダクティヴ要素が少ない。
朝イチの景気づけの1キャッチを期待するなら、多少街中を余分に歩いてでも
このコースでここから実釣開始するのがリーズナブルな選択になるのだ。



で、その藤代大橋 — 私が釣行していた2006年より後に通行開始となった橋だが —
この橋の下の日陰でタックルの準備を終え
ちょい戻って「藤代大橋下流」エリアからの実釣開始となる。
ここで注意すべきは(現在でもそうなら、だが)ワイア石組み護岸で
水面下30cmはおろか、局所的には10cmですら根がかりの危険がある。
スピナーベイトの表層巻き、及びバイブの表層巻き辺りで
主に沖めの流心狙いで浅く速い攻めに留めておくのがいい — 釣れる時にはそれで十分釣れる。
ちなみに、私のベイビーバドでの初キャッチは朝イチのここでの表層攻めによるものだった。
そのまま藤代大橋の橋脚を深入りすることなく浅く攻めつつ上流へ移っていく。
この周辺の小貝川では目立って流れがありバスの活性が高めなエリアなため
その日の吉凶を占う程度の心構えで、表層を広く浅くの
スピナベ、バイブ、シャロー・シャッドラップの釣りで十分なのだ。

大橋を過ぎるとしばらくは、なんてことのない草と土の少し小高い岸が続くが
ここは意外と穴場であり、
スピナベとバイブによるちょい投げのスナイピングな釣りで、足早ながら入念な拾い釣りにいい。
3mから5m、せいぜいでも7m投げ、ここぞというピン・ラインを1、2m引くような釣りだ。
上記のエリアから引き続いて水当たりがいいエリアであるため
ちょっとした草のオーバーハングに高確率でバスが付いている。

それを過ぎるとこのエリアでの大場所、テトラ帯がしばらく続く。
足場としてそうキツいテトラは少なく、また岸〜沖にでこぼこと不規則に出張っているため
岸からざっと見渡して、流れと「ポケット」の絡みを推測しつつ
乗っては帰り乗っては帰りの短い「出陣」を繰り返すような攻めがいい。
ルアーは巻き物全般でよく、ジャークベイトまで繰り出す必要はほとんどない。
個人的バス釣り史の白眉としては、ここでのバズベイトのアップ・ストリーム引き開眼がある。
流れが強いためバズが「ホヴァリング」するのを見て、上流から流れより速くバズを引いてみたのだ。
ほんの思い付きの初試行でまんまと1キャッチ成ったところからも
このエリアの高プロダクティヴっぷりが知れよう。

テトラがまばらになりチョコレート護岸に変わっていく地点になると
もう1つ(正確には2つ)の大場所/穴場、2つの船着きワンドがある。
左右差し渡し5〜7mほどの、面積的にはむしろ「小」場所なのだが、
足場の良さと木の枝のオーバーハングなども絡んで、じっくり腰を据えてやるに足る場になってるのだ。
ファスト・ムーヴィングからワーキングまで、いろんなルアーを試し
小貝川の釣れる川としてのポテンシャルをたっぷり快適に味わうのに持ってこいのエリア。
トピックとしては、友人Nがラトリンラップで10cmほどのギバチを釣ったことが思い出深い —
小型で取り扱い注意のナマズ類であるこやつは関東の中下流部ではそうそう釣れる外道ではない。



2つめの船着きワンドを過ぎると、小貝川橋まで水際の遠い湿地帯が続くためすっ飛ばしていい —
これは小貝川橋上から見れば一目瞭然で、そんな先まで足を泥に埋めてまで進んでも益はない。
橋を東側へと渡ると、橋下の日陰スペース、及びその下流側の小高い土手までの自然岸が
小場所ながらちょっとはプロダクティヴなエリアとなっている。
釣り的には殊に特筆すべきエリアというほどではないものの
折り返しの小休憩がてら日陰涼みがてらに、ちょこっと出陣、で思わぬ吉を呼びがち。
コンクリ(だったか?)護岸から第1橋脚が近く
その「小川」状に区切られたスペースで同じ小バスが4、5回もラトリンラップを追ってきて
食い切れず終いのキス・バイトを繰り返した、というミラクルな経験をしたことがある。



過去エントリのいくつかで、「このエリア」からあと1歩足を伸ばしたエリアを採りあげてもいるが、
藤代/佐貫駅からアプローチする、リーズナブルでリピート容易なこの「一巡フル・コース」は
小貝川トライアル初期のバサーには、ちょうどよく廻れてけっこう釣れて
しかも「発見」や「大金星」の機会まで得られる最良のスタート案内になることと思う。
たとえ同じフィールドの同じ大エリアといえども
「朝から妙に釣れる」という日もあれば「びっくりするくらい沈黙が続く」という日もあるのが
バス・フィッシングの常だろう。
であればこそ、「今日は妙に釣れるのでハイ・ペースでいろいろ廻ってみよう」から
「今日はめちゃめちゃシヴィアなのでシュアなエリアを往復しつつ入り直し」まで
いろんなグラデーションで試せるこの一巡フル・コースが有益となる。
「夏」つまり増水期の間、このコースを適宜3〜6回もやってみれば
小貝川の面白みは相応につかめることになるだろう。
小貝の夏、好釣の夏を!



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